適応障害の診断
適応障害が起こり易い人
適応障害が起こり易い人は、生まれつきの性格や素質にも左右されます。適応障害に成り易い性格的は、繊細で細かいことに傷つきやすい人や、ストレスに弱いたたぐいの人が適応障害を起し易いようです。また、子供の頃に、親を亡くしたような場合で、心理的な支えを十分い得られずに育った人が、適応障害を起し易いとされています。
適応障害は他の人からは分らない
適応障害は、回りの人から見ても判断することは、難しくできません。回りの人からは、「やる気はない」、「怠け者」などと思われるだけなのです。適応障害の人は自分でも、「何で自分は環境になじめなんだろう」、「自分は性格が悪いからダメなんだ」などと、自分を追い詰めるばかりで、自分が適応障害を発病しているとは通常は考えもしません。
会社・学校などでも、カウンセリングなどの施設が設置されつつありますが、あまり相談したり出来るとこがないのが現実です。症状に覚えがあり社会生活に支障がでるようならためらわずに、早めに専門医で受診する(させる)ことが大切です。